土佐市について

海、山、川、そして街。 日本一のひなたのもと育まれた、土佐市。

高知県の玄関口である「高知駅」と「高知龍馬空港」から、 車で約30~40分の距離に位置する土佐市。
改良土佐節(鰹節)や土佐文旦を生み出した地であり、
美しい青が特徴の「仁淀川」と「太平洋」が合流する場所でもあります。
自然、食、歴史の魅力が詰まった土佐市へ、ぜひ遊びにおいでください。

土佐市の自然

  • 青い川と、青い海。

    その青さから「仁淀ブルー」と呼ばれるほど青く、日本一の水質の川として全国的な知名度を誇る人気の仁淀川。土佐市はその下流付近に位置しています。
    南には黒潮の恵みをうけて育った魚たちが住む太平洋がひろがり、高知県下でも有数の漁場として栄えています。また、SUP(サップ)等マリンスポーツを目当てにに訪れる観光客も大勢いらっしゃいます。

  • 日本一のひなた、土佐市。

    温暖な気候に恵まれた土佐市では、多彩な特産品を生み出しています。
    土佐市を代表する土佐文旦をはじめとした小夏などの柑橘類。ピーマン、しょうが、スイカ、メロン、きゅうり、ししとうなどの野菜類、カサブランカ、ユリ、ソリダスターの花卉類など。高品質の品々が県内外へ出荷されています。

土佐市の食

  • 絶品!宇佐のカツオとうるめいわし。

    黒潮の恵み豊かな土佐市宇佐町は、鰹節である本枯節の一つ、「改良土佐節」発祥の地です。約半年間もの時間をかけて製造される本枯節は、旨味が熟成され、上品な味わいです。また、生節や新節などの鰹加工品や一本釣りうるめいわしなどの水産加工品は、伝統の製法や品質にこだわり、高い評価を受けています。
    日照時間が長く、寒暖の差が大きい土佐市宮ノ内地区は、「土佐文旦」発祥の地。宮ノ内地区には、その偉業を讃えた「土佐文旦発祥の地」の石碑が建てられています。土佐文旦は、12月に収穫したのち、樹の近くに掘った穴に入れ、藁をかぶせて寝かせる“野囲い”という方法で追熟することによって、酸味と甘みのバランスがとれ、2月頃から、出荷が始まります。

  • 良い水があるところには、良い酒が。

    出間地区を流れる波介川のほとりにある創業120余年の酒造「亀泉」。蔵内の水場より湧き出る水を「万年の泉」として大事に使い続けています。ラインナップも多彩で、純米大吟醸から純米酒、本醸造まで取り揃え、発泡清酒やリキュールも人気で、最近では海外の日本酒好きの中でも高い人気を誇ります。
    もう一つの酒造所、酔鯨酒造の「土佐蔵」は平成30年に完成。主に高級酒を製造しており、見学と試飲のできる酒蔵として人気を集めています。

土佐市の歴史

  • 伝統と誇りが調和する街、土佐市。

    高岡町を中心に流れる用水路「鎌田井筋(かまたいすじ)」は江戸時代、野中兼山によって築かれ、350年以上経った今でも活用されています。当時、鎌田井筋の建設に携わった労働者の士気を高める為に始まった綱引きは、現在も「土佐市大綱まつり」として、土佐市を盛大に盛り上げています。全長約80m、重さ約1トンの大綱を引く「土佐市大綱祭り」をはじめ、直径約2mもの大きな鍋で「うるめいわしのつみれ汁」をふるまう「宇佐大鍋まつり」や至近距離から打ち上がる、水面に映える花火「宇佐港まつり」など、豪快なお祭りが多くあります。

  • 地場を支える伝統産業と現代産業。

    仁淀川の豊富な水源のもと、土佐市では和紙製造を主幹産業の一つとして古くから発展してきました。不織布やティッシュペーパー等の家庭用品をはじめ、美容用品や調理用品など、多彩な商品が製造されています。
    また、日本で唯一のもくめん(木毛)専業企業や、うるめいわしの鮮度や品質を保つために編み出された漁法「一本釣り漁」など伝統産業に新しい技術を加えた製品が県内外で高い評価を受けています。