しあわせだ、とさ

海沿いエリア

移住者インタビュー

塩づくりで、いつか
土佐市に恩返しができますように。

小松さん1

塩杜氏 田野屋銀象さん

塩づくりに最適な土地

銀象さんは高知県安芸市生まれ。大学時代前半を大阪で過ごしましたが、高校の頃にアルバイトで経験した塩づくりが忘れられず、就職前に帰高。田野屋塩二郎氏に師事した後、2019年に修行を終えます。その後、鳥取県出身の奥様、田野屋白鯉の名をもつ塩杜氏・晴果さんと2人で工房を構えたのは、2021年のことでした。
土佐市の太平洋の海を望む場所。陽射しの強さや日照時間の長さ、ほどよく風が吹き抜ける地形など、ここには塩づくりに最適な条件が揃っています。しかも仁淀川の河口近くという立地のため、地面を掘るとわき出るのは、清流・仁淀川の伏流水が混ざり合ったミネラル分が豊富な海水です。

土佐市をいつか塩の聖地に

自ら塩杜氏を名乗る銀象さんがつくるのは完全天日塩。全工程で人工的な熱を一切使用せず、太陽と風だけでじっくりと海水を蒸発させます。水温、粒の細かさなど、手の感覚を頼りに結晶をコントロールしながら仕上げます。時間も手間もかかる上、量産ができないため、志す職人も少ない手法ですが「いつの日か、完全天日塩を多くの人に選ばれるブランドにし、土佐市を塩の聖地にするのが夢です」と目を輝かせます。
愛犬と一緒に海辺の散歩が日課。作業の合い間には晴果さんと海岸線をドライブすることもあるそうです。「仕事も暮らしも気持ちいい」という銀象さんは、土佐市の自然に抱かれて過ごす日々がお気に入りのようです。

Interview

移住者インタビュー

自分のペースで心地よく暮らせる土佐市。
まち・海辺・農村、それぞれのエリアで見つかる「暮らし方」と「働き方」。移住初心者にも安心のリアルな声を集めました。

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問い合わせ先

土佐市役所/企画財政課
℡:088-852-7609

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