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2022年02月10日

『第4回 写真で土佐市をPR!フォトコンテスト2021』入賞作品

第4回目となる『写真で土佐市をPR!フォトコンテスト2020』の入賞作品をご紹介いたします。

今回のテーマは「和みの土佐市~心安らぐ温かい1枚~」。

全76作品の応募がありました。

第1回から引き続き、写真家の中島健藏さまに審査員長をお願いして、下記の作品が入賞されました。
ご応募いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。

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★最優秀賞★(1点)
「初夏の冒険」/畠中詩織さま

元気いっぱい、誰もが笑顔になる写真です。審査員の最高得票を集めた三作品の中で、土佐市のPRにはこれ以外無いと、満場一致で最優秀賞です。(評/中島健藏)※以下同じ

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★優秀賞★(4点)
「なごり雪」/北村健三さま

めったに見られない雪の舞う清滝寺、作画と雪を表現するためのストロボの使い方と言い完璧な技術です。応募作品どれもが素晴らしく脱帽しました。

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「ひだまり」/白木和夫さま

京間の銀杏でのスナップですがモデルの子供さんが全員赤い衣装、葉っぱを投げるアクションを加えた上に、暖色でまとめた構成力が上位入賞の鍵でした。

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「南風の浜辺の一番子」/井上満さま

コアジサシの雛だそうです、土佐市の海岸で営まれる生命の誕生、いつも鳥の写真で応募いただいていますが、今年も貴重な鳥の写真たちに出会えました。

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「土佐市青空に舞う」/吉田道夫さま

パラグライダー場からの雄大な展望にカラフルな翼が3つ、なかなかこうはうまく配置できないような絶妙の構図が上位入賞を果たしました。

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★佳作★(10点)
「土佐の夏を楽しもう!」/野本敬貴さま

土佐市フォトコンでは激戦区の出間のひまわりです、帽子を空中へ投げるというプラスアルファーが審査員から高く評価されました。演出のうまさですね。

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「落ち鮎漁」/都積覚さま

見事な落ち鮎が縦網にかかっています、豊かな清流仁淀川からの賜り物ですね、いつまでもこの風景が見られます様にと願っての入選です。

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「夏の夜」/由井邦男さま

パラグライダー場の夜、灯が入ったテントが功を奏して、天と地の共演になりました。天の川の位置から季節は夏、雄大ですが涼しそうな夏の夜です。

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「川漁師の技」/松岡喜郎さま

モノクロームで唯一の作品が審査員の注目を集めました、被写体も力強く、シャッターのタイミングと仕上げの表現と相まってこの一枚に決定!

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「星空の下で」/西森さちさま

被写体のモデルさんと天の川、それを作品に仕上げた作者のなんとロマンチックな事でしょう。夜景の作品が多くなりましたが群を抜いていました。

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「早朝の散歩道」/山中正光さま

菜の花から、冬の早朝だという事が伝わります。逆光を大胆に取り入れたカメラアングルが明日への力を感じさせてくれました。撮影時間帯の勝利ですね。

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「クジラの噴気」/寺尾咲哉さま

2021年の花火の日ですが、練りに練ったカメラングルが秀逸で楽しい写真です。もう一歩踏み込んでクジラの背景が全部花火だったらと想像してしまいました。

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「明るい未来を願って!」/林容子さま

タイトルと言い臨月のモデルさんと言い、絶対に落とせない作品です。心より生まれてくる命に明るい未来があるようにと願ってしまいました。

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「妹と見た夕やけ」/阿佐海希さま

お兄ちゃんがカメラを持って、妹と一緒に散歩をしていたようです。かけがえのない家族の記録を写してくれた11歳のお兄ちゃんに乾杯!

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「ぼくできるよ」/笹千賀子さま

西宮八幡宮の「たち踊り奉納」のワンシーンですが、主たる行事ではなく、こういったオフショットで攻めてくるあたり、もうベテランの秀作です。

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<総評>

皆様のおかげで、応募作品数も増え、作品のクオリティも選考に苦労するほどの出来栄えでした。
上位三作品は審査員票が同数で並び、最終選考に時間がかかりましたが観光事業で使わさせていただくという事で、最終的な順位が決まりましたことをご了承ください。

そして大変残念ながら、上位にありましたダルマ朝日と蛍の作品が、応募規定サイズに満たず、涙を飲んで失格になってしまいました。展示の関係で応募サイズが決められていますので順守をお願いいたします。

応募用紙いっぱいに使うか?余白も作品とするか?
それは皆さんの自由ですので来年もまた楽しく美しい作品をお待ちしております。
審査員を代表して 中島健藏