お遍路

第36番札所 独鈷山 伊舎那院 青龍寺

弘法大師が弘仁年間(810~824年)に建立したお寺

弘法大師が弘仁年間(810~824年)に建立したお寺。

本尊にある不動明王は、弘法大師が唐(現在の中国)に船旅をして暴風雨に遭遇した際、波を鎮めてくれた不動明王を模したものです。
今でも地元の漁師は青龍寺の方向に船を停め、安全や豊漁を祈願し、漁に出ているそうです。

また、「青龍寺」は、弘法大師が唐(現在の中国)へ赴き、修行したお寺と同じ名前。
帰国の際、「寺院建立に景勝の地に留まりたまえ」と投げた独鈷杵(仏具)が、現青龍寺の敷地内の老松にかかっているのを見つけ、建立したと言われています。

「青龍寺」および国史跡指定のお遍路道「土佐遍路道 青龍寺道(塚地坂)」を現地ガイドがご案内する『ゆるり土佐市お遍路』もございます。
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