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2019年04月04日

『写真で土佐市をPR!フォトコンテスト2019』入賞作品

「写真で土佐市をPR!フォトコンテスト2019」

土佐市観光協会、初めてのフォトコンテスト、入賞作品をご紹介いたします。

写真家の中島健藏さまに審査員長をお願いし、応募期間が約1ヵ月という短い間ではありましたが、122枚の応募数の中、下記の作品が選ばれました!

たくさんのご応募、ありがとうございました。

 

★最優秀賞

作品名「はいポーズ!!」 / 野村 友香(高知県土佐市)

出間のひまわりですが、素直に見る人の気持ちにすっと入ってくる、ケレン味の無さが高く評価されました。誰にでも写せそう!そう感じて頂ければ、逆に土佐市へ観光に来て頂けるきっかけになる作品です。気持ちがいいですね。(評/中島健藏)※以下同じ

       

優秀賞

作品名「銀杏に降る雪」 / 安藤 正一(高知県土佐市)

北海道の写真かと思わせられる、まさかの雪景色。季節の「京間の大イチョウ」をお寄せ頂きましたが、技術的にもタイミング的にもパーフェクトな点が評価されました。「写真は代理体験」そんな言葉が浮かびました。

 

◎優秀賞

作品名「空中遊泳」 / 由井 邦男(高知県土佐市)

土佐市「石土ノ森パラグライダー場」からの絶景です。鯉のぼりが季節を表していますし、土佐市のキャラクター「ドラゴンのようにも見えるね」が受賞の後押しをしました。偶然にできた形も写真の楽しさです。


 

◎優秀賞

作品名「お遍路さん」 / 真木 隆司(愛媛県四国中央市)

四国の観光にはなくてはならない「遍路修行」地の一つ、清瀧寺さんの石段を広角レンズを上手に使って表現されました。手前の石仏から遍路の位置をポイントにすっと上に伸びる石段が他の同地の写真を圧倒して入賞です。

 


◎優秀賞

作品名「水上で競う」 / 松岡 善郎(高知県土佐市)

仁淀川下流を行く「サップ」の集団です。なかなか出会えないかもしれませんが、昭和にはなく、平成の終わりに生まれたアクティビティ。まさに土佐市の新しい体験型観光の写真です。

 

 佳作

作品名「祭りの日」 / 丸田 泰史(高知県高知市)

秋祭りが気持ちのいい天候の中で行われています。右後ろにまで写っている「おなばれ」の列に、地域の人たちの熱心さがうかがわれました。大事な土佐市の歳時記の記録として佳作に選ばれました。

 

佳作

作品名「夕日に輝く野菜畑」 / 吉田 道夫(高知県土佐市)

何気ないビニールハウス栽培の模様ですが、そこを撮影時間やアングルを考え抜かれた、作者の力量が伝わる写真ならではの表現美を感じました。同時応募された写真も技術が高く、ほかに応募が少なかったこのカットで決まりました

 

佳作

作品名「かぐや姫の伝説」 / 山野上 清久(高知県高知市)

加茂川親水公園のゲンジボタルは昔からの風物詩でしたが、すぐ横の竹やぶに飛来する「姫蛍」が脚光を浴びたのは、デジタルカメラの普及と共ですね。初夏の夜に光の競演が背景と相まって美しい写真です。

 

佳作

作品名「土佐のギリシャ」 / 宮元 陽平(高知県吾川いの町)

ギリシャではありません。横浪半島の「ヴィラサントリーニ」入口にたたずむ猫ちゃんが、点景として画面を引き立てています。白を大胆に画面に配し、青空とのコントラストも、より作品を気持ちいいものに仕上げてくださいました。

 

佳作

作品名「ひまわり畑の夜」 / 吉田 幸司(高知県須崎市)

出間のひまわりですが、なんと「星景」。もう一点、日中の写真を応募されていましたが、星が表現されているこちらが選ばれました。ひまわりの咲く頃は、星を撮るには難しい季節ですが、ちぎれ雲が逆に作品として高評価です。

 

佳作

作品名「思い出の夏休み」 / 石川 憲一(高知県土佐市)

宇佐井尻公園から宇佐大橋を見抜いた、花火大会の風景です。計算された構図に審査員一同が感心しました。テントの灯りも夏の風物詩を盛り上げています。花火は応募も多く審査が難航しましたが、カメラアングルが入選の決定打です。

 

佳作

作品名「だるま朝日」 / 福岡 昭男(高知県土佐市)

宇佐湾の冬の風物詩「だるま朝日」地元にお住まい福岡さんが、複数のだるまで応募されていましたが、カメラマンを配して「土佐市」を表現された、この作品が高く評価されました。日々の鍛錬の賜物です。

 

佳作

作品名「ふたご座流星群」 / 来 紀充(高知県高知市)

新居海岸に作られたオブジェと流星が見事な夜を演出しました。星撮りもデジタルカメラの普及と共にいろいろな表現が増え星座や星雲だけではなく風景と星を絡めた「星景」の素晴らしい作品が増えたてきたと感じます。

 

佳作

作品名「川面」 / 原 康晴(高知県土佐市)

満開の波介川の桜並木が多くの審査評を集めました。右手前に少し大きく配した一枝が、作品の完成度を高めています。穏やかな春の日、ゆっくりとした時間が流れているような優しい表現が良かったですね。

 

佳作

作品名「波介山の冬鳥」 / 井上 満(高知県土佐市)

土佐市の自然環境を端的に表す野鳥の写真を複数応募されていました。どれも可愛らしく、重複するライバルもなく、ひと際美しいルリビタキに決まりました人と動物が共存している環境は素晴らしいですね。

 

【総評/中島健藏さま】
土佐市観光協会、初めてのフォトコンテストです。応募期間が短かったのですが、38名122枚の応募をいただき、審査会場はぎっしりと写真で埋め尽くされました。6名で審査をいたしましたが「観光」というテーマに最終決定が難航し、「ケレン味がない」という写真の素直さが最優秀になった作品のすべてです。優秀賞から以下は、撮影技術や時間、アングルの選択も含め、ほとんどが僅差と言っていいものでした。落とすには忍びない、若い世代の感覚で撮影された応募作品も多く見受けられ、ぜひ次回チャレンジしていただきたいと思います。写真は「代理体験」です。今回のコンテスト結果を経て、土佐市観光においでていただけるきっかけになれば幸いです。沢山の応募をありがとうございました。