2020年05月19日│土佐市の暮らし
「おみろくさま」のあれこれ
いびら(イボ・できもの)にご利益があるとされ、県内外から参拝者が訪れる「弥勒大明神」通称「おみろく様」。
最近では、体内にできる「イボ」として、癌にもご利益があると口コミが広がっています。
おみろく様を管理されている方から、場所やお参りの方法などのお問合せが増えてきた。
とお伺いしたので、今回はおみろく様のあれこれを紹介します。

<おみろく様のあらすじ>
おみろく様の始まりは、明治32年のこと。
何日も続いた台風のあと、中島に住むおいちさんという方が、自分の畑を心配して向かったところ、小さな「社」を見つけたそう。
おいちさんはそれを拾い上げ、家に持ち帰り、蔵の軒下に置いた。
それから数年後、おいちさん一家にいびらが多くできた。
心配したおいちさんは、当時、名の知れ渡っていた梶原霊社へ向かった。
梶原宮司に一連の事を話すと、
「蔵に置いてあるおみろくの神が、家から別のところに出してほしいと言っている」
と言われたそう。
さらに、家から北に位置する現在地を指してくれた、と言う。
そして、おいちさん一家は、明治34年11月5日に現在地に社屋を作り祭事を行った。
これがおみろく様の神社としての創建である。
さらに、お参りを続けているうちに家族のいびらはすっかりなくなったそう。
このことから、おみろく様は「いびらの神様」と知れ渡り、県内外から多くの参拝者が訪れるようになった。
最近では、体内にできる「イボ」として、癌に後利益があると広く信仰を集めている。
さらに、「諸々の病状が平癒した」「快方に向かっている」「子宝に恵まれた」「入学試験に合格した」などお礼の奉納が数多く、カエルの置物、鳥居、かねのお、絵馬等が境内の至る所に奉納され、所願成就の神様として崇められている。
(土佐市中島地区自治会(おみろくさま氏子)・おみろくさまより抜粋、一部変更)

このようにカエルの置物や鳥居がたくさん奉納されております!
特にカエルの置物は本当に数が多く、近くで見ると圧巻の数です。
それだけ多くの方の願いを叶えてくれている、ということの表れですね。
<おみろく様の場所>
おみろく様の場所は、国道56号線のすぐ脇の道にあり、高知市内からも土佐市の中心部からも近いところにあります!
高知市から仁淀川大橋を渡る途中の正面に「新居」方面に向かう道に進みます。
その後最初の信号を右折、突き当たりにある2つ目の信号も右折すると、すぐ左手におみろく様がございます。
<おみろく様の参拝方法>
「おみろく様にお参りしたいけど、正しい参拝方法が分からない・・・」
という方も多いのではないでしょうか?
実は、「絶対にこれ!」という決まったお参り方法はありません。
正面右手の鳥居から入っていくと、右手の社の前に座り、みなさん思い思いのようにお参りされるそうです。
そのときに座った右手に書かれているとおり、「弥勒菩薩御真言」を3回唱えてからお参りしてください。

お願い事を伝え終わったら、反対側(正面左手)の鳥居から出て終了です。
(同じ鳥居から出てしまうと、せっかく浄化していただいたものの効果が薄れるそう)
丁度突き当たりのところには、お披露目板があります。
お願い事が叶ったら、そこにお手紙をお披露目したり、境内にカエルの置物を奉納したりしてお礼をするようです。
また、中にある御神木にもご挨拶する方も多いようです。
<おみろく様の祭日>
おみろく様には毎年2回の祭日があります。
夏の祭日は、旧暦5月8日
秋の祭日は、旧暦9月8日に行われています。
2026年はそれぞれ、6月21日(日)、10月26日(月)に行われます。
時間は、午後4時30分から30分間。
神官のお祓いのあと参拝客は神前に捧げた玉串を持ち帰ることができます。
ぜひお参りください。
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